豊田 雅史 先生、山田 涼太 先生

豊田 雅史 先生、山田 涼太 先生

名古屋中央支部に所属する先生方にインタビューするこの企画。
第13回目は、司法書士法人で同期として入社した、経歴もタイプも違う豊田先生と山田先生のダブルインタビューです。

 

ーー司法書士を目指したきっかけはなんですか?

 

豊田先生:僕はもともと印刷会社で10年間、デザインを担当していました。でも、今後はオンライン化で印刷業界が下火になっていくのではと考え、資格取得を目指すことにしたんです。まずは行政書士を取得し、さらなるスキルアップで司法書士に挑戦しました。

 

山田先生:僕は、法学部で行政書士の資格の勉強をしたのがきっかけで、講師の先生から薦められて司法書士を目指すことにしました。在学中から試験の勉強をスタートしました。

 

ーー試験までの道のりを教えてください

 

豊田先生:時給800円のバイトをしながら1日6時間、休日は12時間ほど勉強しました。1年目は独学で、2年目からは予備校なども利用しましたが、自分だけ社会から取り残されているような気持ちになり、暗黒の日々でした(笑)

 

山田先生:僕は資格学校のTACでアルバイトをしながら1日5時間、休日は10〜15時間くらい勉強しましたね。

 

豊田先生:5年間資格浪人だった僕からしたらうらやましい限りですね。山田先生は2年目で合格しているし、本当に天才ですよ。

 

山田先生:そんなことないですって(笑) お風呂でも勉強できるようにラミネートを使ったり、とにかく過去問を繰り返しやってコツをつかんで、試験当日までの数日間は同じ生活をしたり同じ食事を摂ったりして当日に臨みました。

 

豊田先生:それは僕も全く同じですね。あとは試験の時間配分にも気をつけて勉強を進めましたよ。

ーーお互いの印象はいかがですか

 

豊田先生:僕のほうが数ヶ月早く入社したんですが、初めて山田先生を見たときや仕事ぶりを見たとき、正直最初は「つぶれてしまうんじゃないか」と心配しました。

 

山田先生:そうだったんですか(笑) 確かに僕は豊田先生のように社会人経験がないので、最初は右も左もわからない状態でしたね。

 

豊田先生:でも、あるとき急にふっきれたような気がするから慣れたのかな? 山田先生の考え方を聞いたり行動を見ていると、とても向上心があると感心しています。

 

山田先生:豊田先生こそコミュニケーション能力に長けていて、謙虚で、経験もあっていつも勉強になります。

 

ーー司法書士のやりがいは?

 

豊田先生:やはり「ありがとう」と言っていただけることですね。人間力の大切さを実感しています。

 

山田先生:ご依頼後のアンケートで「丁寧に仕事をしてもらえた」などと書いていただけると、やっぱり嬉しいですね。

ーー印象深いエピソードについて

 

豊田先生:土地の所有者の方が、当初は「売りたくない」と泣いていたのが、最終的に「高く売ってね」と声をかけてきていただいたのは印象的でした。

 

山田先生:土地関係だと大きなお金が動くのですが、札束をそのまま袋に入れて来社された方がいたときは驚きましたね(笑)

 

ーー苦労したエピソードについて

 

豊田先生:あってはいけないことですが……新人の頃、遺産分割の協議のあとで相続人を見落としていたことがあります。どうにか解決へと至りましたが、あの失敗を今でも肝に命じています。

 

山田先生:あれは本当に大変でしたよね。僕も相続人を取り違えた経験があるので、書類が多いときには特に慎重に進めています。

ーー事務所の雰囲気はいかがですか?

 

豊田先生:厳しくもアットホームな環境ですね。現在30人ほどのスタッフがいて、幅広い案件をお受けしています。

 

山田先生:とても忙しいですが、逆に言えば新人でも色々な業務に携わることができます。司法書士としての経験を積みたい方にとって、とても良い環境だと感じています。

 

ーー趣味や特技はありますか?

 

豊田先生:ここ1年半くらいボクシングをやっています。身体を動かそうと思って始めたんですが、意外と頭を使うんですよね。ストレス解消にもなりますが、戦略を練ったり実行したりと仕事にもつながっています。

 

山田先生:僕はこれといった趣味はなく……まだまだ模索中です。

(山田先生ご提供)

 

ーー子どもの頃の夢はなんでしたか

 

豊田先生:芸能人です。とにかく有名になりたくて、お笑い芸人にも魅力を感じていました。

 

山田先生:5歳から空手をやっていたことや、ドラマ「SP」の影響で警察官になりたかったですね。

 

ーー今後の目標は

 

豊田先生:もっともっと信頼していただける司法書士になりたいですね。

 

山田先生:僕は、難しい相続や信託に挑戦していきたいです。

 

ーー豊田先生、山田先生、ありがとうございました!

 

取材/テキスト ライターチームマムハイブ(https://mamhive.com

 

インタビュアーより

令和元年に入社したおふたり。年齢もタイプも違いますが、お互いのことを尊敬して認め合っているのが伝わりました。それぞれ忙しい日々を過ごしながらも、自分の時間や将来を見据えて日々取り組む姿勢を語っていただきました。ありがとうございました。

 

※インタビューの内容は2022年3月取材時のものです。最新の状況は事務所に直接お問い合わせいただくか、司法書士名古屋中央支部へお問い合わせください。

 

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司法書士名 豊田 雅史 先生、山田 涼太 先生
所属事務所 司法書士法人アプローチ
住所 〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号 名古屋センタービル8F
電話番号 052-228-0713
WEBアドレス https://www.approach.gr.jp/

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