成田 康枝 先生

成田 康枝 先生

名古屋中央支部に所属する先生方にインタビューするこの企画。
第2回目は、支部会から「是非この先生に!」と熱い推薦をいただいた成田 康枝先生です。

 

ーー司法書士を目指したきっかけは?

 

小さい頃は、働くお母さんになりたかったです。 法律家への漠然とした憧れがあり、「社会のなかで人の役に立ちたい」と思っていました。

 

大学法学部在学中に、「将来は資格を持って働きたい」とゼミの教授だった鎌田薫先生(前早大総長)に相談したところ、司法書士という仕事があると紹介されました。 「争いを防ぐ予防法学の担い手になれる」と聞き、興味を持ちました。

 

ーー試験合格までの道のりについて。

 

卒業後1年で合格を目指しましたが、試験前に胃炎にかかってしまい惨敗……。当時はバブル真っ盛りだったので、華やかな社会人ライフを送る友人たちを眺めながら、地味な生活を送っていました。勉強のかたわら、アルバイトで家庭教師や大手出版社、広告代理店などで働いて、その経験は今も役に立っています。

 

 

ーー合格後の状況や環境はいかがですか?

 

翌年の平成元年に司法書士試験に合格。愛知県での合格者は約30人で、女性はたったの3人でした。同期とは「昭和会(青年会)」での付き合いがありましたし、縦のつながりもあったので色々な人と知り合えましたし、先輩方には大変お世話になりましたね。最初の勤務は、大崎 晴由(せいゆう)先生のもとで3年間お世話になりました。

 

ーー印象深いエピソードを教えてください。

 

バブル時代の象徴とも言える「土地ころがし」を何度も目の当たりにしました。億単位の土地売買が成立して、その書類が隣の会議室に流れるだけでまた5,000万円アップ……という世界です。今では考えられませんよね。

 

そうした高額な土地売買の立会いに行ったら、「ネーチャン」と呼ばれたこともあります。付き添いで来ていた先輩補助者(男性)を「先生」と呼んでいたので、きっと間違われたんですね(笑)

 

司法書士会広報部長時代のひとコマ

 

ーー司法書士という仕事について。

 

目指していた「働くお母さん」になることはできましたが、やはりいろいろ苦労はありました。

 

夕方、保育園に子どものお迎えに行き、食事と寝かしつけを済ませてから事務所へ出勤することも……。そんな私を見た事務所の人たちから「夜の女」と呼ばれていたことも、今となっては良い思い出です(笑)

 

仕事と育児が両立できていたのは、家族やまわりの方々の協力のおかげと感謝しかないですね。 

 

ーー仕事上のポリシーはなんですか?

 

「目の前にある仕事のひとつひとつを誠意をもって行う」です。司法書士会の役職や子どもの学校の役員なども基本的に断りません。人から求められるのはありがたいこと。喜んでお引き受けいたします。

 

人とつながることで新しい学びがあって、すべての経験がオンオフどちらにも活かされるのではないかと思っています。

 

日本司法書士会連合会主催のシンポジウムにてパネリストとして登壇

 

大崎先生の教えでもありますが、この業界にお世話になる以上、司法書士会の会務にもできる限り協力 したいと考えてきました。現在、愛知県司法書士政治連盟の副会長をはじめ、いろいろな委員会に所属し、活動させていただいています。

 

ーー趣味や息抜き方法を教えてください。

 

野球、テニス、ラグビーなどのスポーツ観戦が好きです。 毎日のように中日ドラゴンズの試合を追いかけ、応援している錦織圭選手の試合は欠かさずテレビやネットで観戦し、時には現地にも出かけます。今はコロナ禍でなかなか思うようにならないのが残念ですね。

 

有明コロシアムにて

 

以前は名古屋ウイメンズマラソンも2回完走しましたが、あまり根性がないので引退かなぁ……と思っています。

 

ーー事務所の雰囲気を教えてください。

 

公認会計士・税理士・社会保険労務士などを抱えるコンサルタント会社のほか、法律事務所・司法書士事務所もグループとするワンストップサービスの一翼を担っています。 グループでは、税務会計業務のほか相続税対策や事業承継、医療関係に力を入れています。司法書士事務所は私ひとりで稼働していますが、若くて優秀な他士業の仲間と日々研鑽しながら仕事をさせていただいています。

 

 

ーーオススメの本はありますか?

 

【事例式 不動産登記申請マニュアル/新日本法規出版】

【商業登記全書/中央経済社】 

などなど。

 

知りたいことが載っている、まさに「かゆいとろこに手が届く良書」です!

 

ーー今後の目標は?

 

長く仕事をしているためか、ずいぶん昔に依頼をいただいた方やそのご家族などからまたお声をかけていただくことが増えてきました。そろそろ終活も視野に入れないといけないと思いつつ、お世話になった方に恩返しするために「まだまだ現役でいたい」という思いもあり、日々葛藤中です。 

 

ーー成田先生、ありがとうございました!

 

 

取材/テキスト ライターチームマムハイブ(https://mamhive.com

 

インタビュアーより

男性が多い業界で第一線で活躍し続けている成田先生。インタビューではお仕事の話だけでなく子育てや趣味のお話もたくさんお聞かせいただき、「もっとお話を聞いてみたい!」と心から思えるとても魅力的な先生でした。相談しやすい柔らかい雰囲気と、経験豊富で堅実な仕事ぶりは同じ女性として尊敬します。

 

※インタビューの内容は2021年6月取材時のものです。最新の状況は事務所に直接お問い合わせいただくか、司法書士名古屋中央支部へお問い合わせください。

 

◆あなたもインタビューを受けてみませんか?◆

中央支部の会員さんのなかでインタビューをご希望される方、「この会員さんのインタビューが見たい」という推薦をいただける方がいらっしゃれば、お気軽に中央支部までご連絡をお待ちしております。

(希望者多数の場合、ご希望に沿えない場合もございますのでご了承ください。)

司法書士名 成田 康枝 先生
所属事務所 MAC司法書士事務所(MAC&BP コンサルティンググループ)
住所 〒450-6421
名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルジング21階

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