鵜飼 晃成先生

名古屋中央支部に所属する先生方にインタビューするこの企画。第47回目は、名古屋市西区にある「鵜飼司法書士事務所」の鵜飼 晃成先生のインタビューです。
ーー子どもの頃の夢を教えてください
うちは家族それぞれが好きなことを仕事にしている自営業家系なので、小さい頃から会社員になるイメージはなく、小学校高学年の頃は建築士になりたかったですね。レゴが好きだったので、なにかを「創る」ということに興味があったのかもしれません。
中学校は地元で有名な荒れている学校でしたが、勉強はしっかり頑張って、高校ではバスケの強豪校に入りました。
ーー司法書士を目指したきっかけはなんですか?
大学1年生のとき、高校時代からの友達が会計士を目指して勉強を始めるというので「自分も何かやらないと」と思ったのがきっかけです。
実は、家業を継いでいた父が40代で行政書士を目指して仕事をやめたんですが、支える家族側としてとても苦労した経験があったんです。それもあって、自分自身は早めに手に職をつけようという気持ちがずっとありました。
司法書士に決めたのは、父が行政書士になったということもあって親近感がわいたからだと思います。父とも話して「いい仕事だぞ」と、背中を押してもらいました。

ーー試験勉強について教えてください
司法書士になろうと決めて、すぐに予備校に申し込んで本格的な勉強を始めました。その時は「1年で合格して残りの大学生活を楽しもう!」と決めていたので、最初の試験日まで1日10時間くらいは大学の図書館や空き教室にこもって勉強をしていました。
途中で投げるのが嫌いで、自分を追い込むためにも友人や先輩に「1年で合格する!」と宣言していたので、1回目の試験が不合格だった時にはきまずかったです(笑)
2年目は、繰り返しの勉強になるので新鮮さがなくしんどい思いもしましたが、公務員試験を目指する先輩と一緒に勉強をして、正月早々、2人で大学に行って勉強したのはいい思い出です。
結局、大学3年の時に試験に合格して、そのあとは楽しい大学生活を送ることができました。
ーースピード合格のコツや勉強のアドバイスは?
僕の場合、受験勉強から1年経たないうちに司法書士試験の勉強を始めたので、勉強が習慣づいていたのが良かったと思っています。大学受験の時も、高3の夏くらいから1日10時間くらい勉強をしていたので、大学生になって遊んでだれてしまうよりは、受験の延長のような気持ちでした。
大学の友人たちもラグビーやバレー、サッカーなどに本気で打ち込んでいたので、彼らと同じようなモチベーションで試験勉強に取り組んでいました。
もちろん法学部でなくても司法書士を目指せますし、大学生なら仲間がいたり、予備校も安かったりとメリットがあるので、資格取得するなら早いうちのスタートをおすすめしたいです。

ーー合格後について
合格発表のあとはバイトとして『柴山コンタルタント株式会社』に入りました。まだ大学生なので資格の登録などはできませんでしたが、司法書士の先輩から実務の流れや立ち回りを教えてもらい、良い修行期間になりました。
卒業後はそのまま就職して、大手らしい自由なスタイルのなかで不動産登記を中心に幅広い経験を積むことができました。独立に必要な基礎などはすべてここで習得できましたね。
ーーステップアップと独立について
やるからにはビジネスとして大きくしていきたいっていう夢がありました。そして、ちょうどコロナ禍のとき、同じ目線を持って全国展開していきたいという想いが一致した同期の子と、新しく事務所を立ち上げました。
まずは愛知エリアでひたすら営業活動をして、2年目にご縁があって東京に進出しました。そこから5年間、とても充実した時間を過ごしてさらなる経験を積み、2025年に事業譲渡をして個人事務所を立ち上げました。

ーー司法書士のやりがいは?
依頼者や紹介者の方から「依頼して良かった」と言っていただけるときです。相続や不動産の登記、会社設立などの人生の節目となる場面に関わることが多く、手続きが完了したときの安堵や喜びを一緒に感じられることにやりがいがあります。
また、一度ご依頼いただいた方が後日友人や家族、知り合いの社長さん等を紹介してくださることもあります。「また任せたい」「この人なら信頼できる」という評価をいただけたのかなと思っています。
紹介が続いていくことで、地道に積み重ねてきた仕事が認められていると実感でき、次の仕事への励みにもなっています。司法書士は目立つ仕事ではないかもしれませんが、依頼者の大切な場面を丁寧にサポートし、その信頼に応え続けることが、この仕事の醍醐味だと感じています。
ーー印象深いエピソードはありますか?
前々職で不動産売却の手続きを手伝った方で、最初に出会ったときから数えると6年ほど、ご親族の方を含めて相続や遺言についてご相談に乗らせていただきました。
2年前にその方が亡くなったと娘さんから連絡があり、「何かあったら鵜飼を頼るようにしてほしい。感謝している」と最後まで言っていたと教えていただきました。

そのときに、司法書士という資格に感謝するとともに、今後も一人ひとりのお客様に真摯に対応していこうと決めました。
ーー事務所の雰囲気や、力を入れている分野について教えてください
私と事務員だけの事務所なので、和気あいあいとしています。不動産登記・相続に力を入れているとともに、家でも仕事ができるようにペーパーレスにしたり、見積もりに時間がかからないように自動化したり、LINEを活用したり、業務工程が減らせるように試行錯誤しています。
また、業界の中では年齢が若いせいか、相談者の方や紹介者の方も年齢が比較的若い方が多く、相手方にコミュニケーションコストがかからないようにITやAIの力を活用していく事務所を目指しています。

ーーポリシーや座右の銘を教えてください
「情けは人の為ならず」です。
ーーオススメの本を教えてください
業務用としては『商業登記法コンメンタール』『商業登記ハンドブック』、最近投資を勉強しているので『JUST KEEP BUYING』ですね。

ーー今後の目標は
依頼者や紹介者の方にポジティブな影響を与えられるように、まっすぐ業務に向き合っていきたいと思います。 大学3年生で合格して10年になりますが、若い人たちにも司法書士の魅力を知ってもらえるような活動にも取り組んでいけたらなと思います。
また、仕事を通じて出会った方と趣味で一緒に出掛けるといったことも多いので、新しい出会いを楽しみにしながら、生涯現役を目標に日々勉強していきます。
鵜飼先生、ありがとうございました!

取材/テキスト ライターチームマムハイブ(https://mamhive.com)
※インタビューの内容は2026年4月取材時のものです。最新の状況は事務所に直接お問い合わせいただくか、司法書士名古屋中央支部へお問い合わせください。
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| 司法書士名 | 鵜飼 晃成先生 |
|---|---|
| 所属事務所 | 鵜飼司法書士事務所 |
| 住所 | 〒451-0042 名古屋市西区那古野二丁目23番21号 |
| 電話番号 | 052-990-3034 |


